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弁護士費用についての雑考

2018/5/14

自動車税の支払時期になりました。

当事務所4名中、自動車所有者は3名。

金額は、5万1000円、3万9500円、1万円。

あまりに違うのでお金について考えているうちに、弁護士費用に考えを巡らせることがありました。

 

最近は弁護士についてのポータルサイトが増えました。

そこで比較材料にされるのが弁護士費用、特に着手金であることが多いようです。

 

当事務所の着手金額は、今風にいえば相場に照らして「高いよりの安い」というところだと思いますが、初回相談に来られて、杉山との相性もよさそうで受任に至るだろうと思っていた方が、「もっと安い事務所に決めた」と断ってこられたことがありました。

 

弁護士に依頼することを経済面から考えると弁護士費用にとらわれがちですが、大局的に見て影響が大きいのは経済的利益の多寡です。

以下に、着手金額は低く設定されているがトータルで得られる金員も少ないA事務所と、着手金額は標準的だが得られる金員が大きいB事務所の例を単純化して比較してみました。

ほかにも、ハクを付けるために着手金を高額に設定している事務所や、腕に自信があるから着手金を低く・報酬金を高率に設定する事務所などあり、料金から事務所のポテンシャルを推察することは難しいと思われます。

 

最近は「初回相談無料」を掲げる事務所が多いので、その機会を、自分との相性や弁護士の特徴(経験、交渉力、調査力等)などの検討に充てることも一案かと思います。

 

「弁護士を頼む」ことは、決して小さい出費ではありませんが、弁護士が介入しなければ取り返せなかったお金、弁護士が間に入ったからこそ支払われた(または請求を免れた)お金は、確かにあります。

 

弁護士費用を出し惜しんだがゆえに得られる賠償金額が少なくなってしまうとしたら、主客転倒で惜しいことだと思います。