ご声援ありがとうございました
2018/2/26
このたびの杉山弁護士の東京マラソン出場に際ましては、各方面から熱く、盛大なご声援を賜りまして、誠にありがとうございました。
杉山弁護士は、日々の分刻みのスケジュールの合間を縫って、練習とトレーニングを重ねてまいりましたが、準備不足の感は否めず、不安を残すなかで9時10分のスタートを迎えました。
前哨戦となるはずだった30kmレースを欠場した杉山弁護士は、序盤から終始厳しいレース展開を強いられたものの、沿道からの声援や周囲のランナーの姿に励まされ、自らを奮い立たせて粘り強い走りをみせました。
しかし、30kmを過ぎたところでとうとう力尽き、数寄屋橋の関門であえなくはとバスに収容、杉山弁護士のたたかいは、文字どおり道半ばで終止符を打つことになりました。
私たちは、「応援には来ないでほしい」という杉山弁護士の言いつけにしたがい、応援アプリでスマホ越しの観戦と相成りました。
それぞれの家族をも巻き込んで見守り続けましたが、35kmの通過タイムが計測されることは、ついにありませんでした。
これまで、大会が近づくにつれて緊張が高まる様子や、身体へのダメージを考慮して翌日の予定は最小限にとどめるなど、杉山弁護士がいかにこのマラソンにかけてきたかを間近で見ていましたし、「緊張とは自己への期待のあらわれ」と言いますから、杉山弁護士の落胆を思うとかける言葉もありません。
事前申告タイムが遅いためにスタートラインのはるか後方から走り始めざるを得ず「(マラソンは42.195kmなのに)ここから45km」というバナーを見たこと、個人的に豚汁などを振る舞う方があり心が和んだこと、数寄屋橋では閉じられたゲートを突破しようとしたが厳重で無理だったこと、収容されたバスで隣に座った女性が「去年は突破できたのに」と話していたこと…。
楽しげなエピソードと数々の参加賞を披露してくれましたが、その表情や言葉の端々からは完走を果たせなかった悔しさ、無念がひしひしと伝わりました。
来年以降のリベンジの機会をうかがっているようでもありました。
今回はビギナーズラックとでもいうべき運に恵まれての出場、果たして欲が出た後もこの幸運が続くものかわかりませんが、本人の健康とリフレッシュのために、走ることが有益なのは確か。
この熱が冷めずに継続することを祈りつつ、みな健康で元気に業務できたらいいと思います。
最後になりましたが、杉山弁護士は脚に「きて」いて、事務所内ではファイルを取りに行くにも横歩き、「階段は無理」なので本日は自家用車で出勤したことを、書き添えておきます。