杉山弁護士が、大金星を挙げました！

一説には勝訴率２％以下とされる（※１）強制退去令書発付処分等取消請求訴訟（※２）で、
全面勝訴の判決を得ました。

杉山弁護士は、自身では謙遜して「愚直」などと言うようですが、
依頼者の抱える理不尽さや違和感を察知する感覚と、
それらを法廷や書面で表現する能力に長けているのだと思います。

今回は、一審で敗訴後の二審での逆転勝訴でした。
まだ上告される可能性があるので、手放しで喜べないのがもどかしいところです。
予想外の逆転勝訴のお知らせに、依頼者のご親族は倒れてしまわれた（※３）とのことで、
そのお喜びのご様子に、当事務所としてもひとときの充実感にひたっています。

 
※１＝判例では、外国人に日本での在留を認めるか否かについては、法務大臣の裁量が広く認められている。
※２＝いわゆる外国人のオーバーステイに関する訴訟。不法残留等の理由で退去強制令書が発布された場合に、
国に対してその取消しを求める行政訴訟。
※３＝その後、ご無事が確認されています。